星乃こよみのホームページ/避難先での問題対処

災害時 — 避難先で困ったとき

公的資料をもとに要点を短く掲載。通信が弱い環境を想定し、参考資料リンクは省略。内容確認:2026年10月17日。日本国内向け。

命の危険:119 救急・消防 / 110 警察(差し迫った暴力)

1.救急・応急手当

119:反応がない、呼吸困難、強い胸痛、大量出血、大きなけが、突然の片まひ・言葉が出ない、子どもの反応や呼吸がおかしい等。迷ったら通報し、指令員の指示を聞く。

通報で伝える:「救急です」→市区町村・住所か目印・階と入口→何がいつ起きたか、人数・年齢、反応・呼吸、出血→手当と変化、持病・薬・アレルギー(分かる範囲)。不明は不明と伝える。通報を報告作りで遅らせない。

反応がない人

  1. 周囲に助けを求める。119とAEDを具体的な人に依頼。一人なら携帯をスピーカーに。
  2. 胸・腹を見て10秒以内に呼吸確認。しゃくり上げる途切れた呼吸は正常ではない。
  3. 正常な呼吸がない・判断できない:胸骨圧迫とAED。指令員・AEDの指示に従う。

成人の胸骨圧迫:硬い床で仰向け、胸の真ん中を約5cm、毎分100〜120回。押すたび胸を戻し、中断を短く。人工呼吸を訓練済みなら30回圧迫+2回。難しければ圧迫を続ける。子ども・乳児は119の指示を受ける。

大出血:手袋・袋で手を覆い、清潔な布を傷に当て強く圧迫。119。訓練なしにひもで縛らない。

回復体位

反応がないが普段どおり呼吸している人は119後に横向き。上の脚を曲げ、顔を横・口を下向きにして気道を保ち、そばで呼吸を見続ける。呼吸が正常でなくなれば仰向けで胸骨圧迫・AED。意識がない人に飲食物や薬を与えない。首・背骨のけがが疑われるときは動かさず119へ。ただし気道を保てないときは気道確保を優先。

2.やってはいけないこと

「少しだけ」「見た目は平気」で試さない。危険が分からなければ近づかず、消防・自治体・設備管理者に伝える。

撮影・荷物回収で危険地へ戻らない。避難・立入禁止の指示に従う。

3.救護者へ伝える

見た事実を短く。場所/人数・年齢/何がいつ/反応・呼吸・出血/手当と時刻/持病・薬・アレルギー(不明は不明)。

例:「体育館入口、成人1人。10分前に転倒。返事あり、普段どおり呼吸。右腕を布で圧迫中。薬は不明。」

子どもが近くにいるとき:「子どもがいます。詳しい状況はこのメモを見てください」と医療者へ。可能なら信頼できる大人が子どもに付き添い、処置が見えない安全な場所へ。子どもには短く正直に説明し、経験を無理に話させない。救命情報は省かない。けが人の写真は投稿しない。

4.避難生活・体調

生理と衛生:男性の支援者へ

反論せず、詮索せず、次のとおり対応してください。

強い痛み、多い出血、めまいは医療者へ。支援者は「大げさ」「我慢できる」などと否定せず、本人の希望を聞く。

5.暴力・性被害の危険

人のいる明るい場所・職員の近くへ。二人きりを避けられるなら避け、必要なら同行を依頼。「助けて/警察を呼んで」と具体的に。差し迫った危険は110。性暴力相談は #8891。被害者を責めず、本人の希望と秘密を守る。格闘・取り押さえを無理にしない。

6.安全確保後:記録と生活再建

救命・避難が先。危険な家や屋根へ戻らない。片付け・修理前に安全な範囲で:

  1. 建物全体(可能なら四面)
  2. 被害箇所の遠景+近景
  3. 浸水跡・深さ(目盛りと場所が分かる写真)

日時・場所を控え、元画像を保存。市区町村へ罹災証明書、申請先・期限・生活再建支援を相談。写真がなくても相談する。

7.連絡・保存

安否連絡は「無事/けが/現在地/次の連絡予定」を短く。災害用伝言ダイヤル171は運用時、音声案内で1録音・2再生。安否確認で119を使わない。

避難所・給水・支援は自治体、避難所掲示、ラジオで発信元・地域・日時を確認。このページは警報を自動表示しない。

保存方法

上の「このページを保存」でHTMLを取得。1ファイルで通信なしに読めます。端末で保存できない場合は、ブラウザの印刷からPDF保存。保存後、通信を切って開けるか確認してください。初回表示・ダウンロードには通信が必要です。内容は自動更新されません。

8.命の危険を感じるとき:本人情報を残す

助かる見込みは自分で判断できません。まず119と救助要請。場所・建物や階・けがを伝える。閉じ込め時は大声を出し続けず、笛や物をたたく音で居場所を知らせる。

余力があれば紙に氏名・ふりがな・生年月日・住所・緊急連絡先・時刻・現在地を記し、身分証と服のポケットへ。持病・薬・アレルギー・歯科医院名も余裕があれば。危険な場所へ紙や身分証を取りに戻らない。紙がなければスマホや信頼できる人への連絡に残すが、電池と救助連絡を優先。

紙がなければ、布用ペンで肌着・衣服の内側に記名する方法もある。体へは皮膚用と明記されたペンだけを検討し、通常の油性ペンは刺激の恐れ。傷・やけど・顔には書かない。消えることもあり、記名だけで本人確認は確定しない。自分の体を傷つけたり、検体を採ったりしない。住所や家族の電話番号をSNSへ公開しない。記録できなくても本人の落ち度ではない。